学習のポイント

study

本サイトの役割について説明したあとは、学習のポイントについてお伝えします。

最初の目標

ひとつひとつの講義は、スキマ時間にも学習できる分量に分割していますので、「全ての講義を受講する」ことと「演習に挑戦すること」を最初の目標にしてください。きっと最初の目標は忙しいあなたでも半年前後でクリアできるはずです。

重要なのは頭で理解したことを実践することなのですが、わたしはそれほど心配していません。「自分は、誰のために、何をするのか?」ということを無意識に考える生活を続けていると、やりたいことは自然と見つかるからです。

ほぼ毎日送っている会員向けのメールマガジンを読み、「やったほうがいいですよ?」とアドバイスしたことに挑戦し、「観たほうがいいですよ?」という映画や動画を観る生活を1年も続けていれば、人生があらゆる面で楽しくなっていることに気づくはずです。

学習の心得

本サイトは継続コンテンツなので、あなたが学習を進めている途中でも新しいコンテンツが次から次にやってくるでしょう。新しいコンテンツがやってきたら、まずはチェックしてみてください。

もしかしたら「よくわからない」かもしれないし、「まったく意味がわからない」かもしれませんが、それでいいのです。続けることが重要です。事実、今では有名になっている大学教授もそうやって勉強しているのです。

社会学者の古市憲寿さんは、「古市くん、社会学を学び直しなさい!」のなかで、日本で実績のある社会学者の方に「社会学とはなんですか?」とインタビューしているのですが、とても参考になる発言を引き出しています。

小熊英二先生との会話

古市憲寿

センスというのは、鍛えられるものなんですか?

人間の素質なんてドングリの背比べだと思うし、センスは勉強することで身についていくんじゃないですか。当たり前のことだけど、勉強は大切だと思います。自分自身に関していうと、一九九七年から大学で教え始めて、古典を読むゼミを毎年開いていますが、いまから考えると、最初のころは自分でもあまりよくわかっていなかったと思う。

小熊英二

古市憲寿

小熊さん自身が?

そうです。毎年十五冊くらいずつ古典を読みますが、たとえば二~三年に1回ずつマルクスの『資本論』をとりあげる。そうやって五~六回読んで、よくわかった。しかも『資本論』だけを単独じゃなくて、プラトンやアリストテレスなど、いろんな古典を読んだらわかりましたね。

小熊英二

宮台真司先生との会話

僕はよく言うんだけど、「ふり」でいいんです。ふりができるぐらいの付け焼き刃をセットアップする。それを一生懸命やっているうちに、気がつくと、ちゃんと分厚くなるから。

宮台真司

古市憲寿

宮台さんも、初めは「ふり」でしたか?

そうですよ。大学三年、四年ではじめて橋爪さんの研究会に参加したときなんて、発言の一割もわからない。それで、橋爪さんに尋ねたんです。「もう全然わからないんですけど、どうしたらいいんですか」って。

橋爪さんの返事は、「二つあります。一つは我慢して続ける。もう一つは、わかったふりをする」(笑)

宮台真司

古市憲寿

すごくいい話ですね。

いい話でしょう?わかったふりをすると、絶対突っ込まれる。そうすると、「今度から絶対突っ込まれないぞ」と学び直すわけです。

だから、「何もわかっていないのに、偉そうに言うんじゃねえよ」と言われるぐらいでいいんです。真剣にハッタリを続けていけば、そのうちハッタリじゃなくなっていきますから。

宮台真司

メッセージ

まずは本サイトの内容があまりよくわからなくても、それでいいのです。わからなくて我慢して続けることと、わかったふりをして実生活を改善し続けることが重要です。

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