自我に関する説明を一通り終えたところで、ここまでの話をまとめておきましょう。
結果を出すために必要なことは、コンフォートゾーンをズラすことでした。コンフォートゾーンをズラすために必要なことは『心の底から実現したいこと』を決めた上で『実現できると信じる』ことでした。それぞれコーチング用語では『ゴール設定』および『臨場感を上げる』などと説明します。
ではなぜコンフォートゾーンをズラすために『ゴール設定』および『臨場感を上げる』ことが必要なのでしょうか?理由はシンプルです。『ゴール設定』および『臨場感を上げる』ことが、『自我』に影響を与えるからです。『自我』が変われば『セルフイメージ』が変わり、『セルフイメージ』が変わると『コンフォートゾーン』も変わっていくのです。
たとえば「志望校に合格したい!」と心の底から願った瞬間から、『臨場感を上げる』作業がはじまります。志望校に合格するために必要な偏差値を知ろうとするでしょうし、過去問を分析するなどして出題傾向を把握した上で、学習スケジュールを立て、学習に励むでしょう。また学校説明会やオープンキャンパスなどに参加することは臨場感を上げる手っ取り早い手段なので、多くの人がすでに経験したかもしれません。
「志望校に合格したい!」と願っている状態と、「志望校に合格している」状態を比較すると、臨場感には大きな隔たりがあります。臨場感の大きな隔たりを、いろいろな行動をすることによって埋めていくことで、「志望校に合格している」状態に近づけていくのです。
受験、資格試験、スポーツの大会などが代表例ですが、多くの人が「結果」を出すために必要なことは経験しているのです。それにもかかわらず、あえて「結果」を出すための方法論について紹介しているのは、なぜでしょうか?
子どもの頃は、親や学校の先生から「勉強しろ!」とアドバイス(説教?)を受けるかもしれませんが、学校を卒業して大人になるにつれて、「志望校に合格する」「資格試験に合格する「就職する」「結婚する」などといったわかりやすいイベントがなくなります。「結果を出す!」といったところで、「結果」の中身はひとそれぞれです。だからこそ「結果」を出したい人であれば、誰もが参考にできるコーチングの理論について説明しているのです。
さて・・・自我の説明を一通り終えたところで、自我に影響を与える『ゴール設定』および『臨場感を上げる』実践的なアドバイスをしていきたいところなのですが、その前にあなたには経験しておいてほしいことがあります。それは「自我が変わるとは、こういうことか!」という経験です。
そこであなたの自我に影響を与えるトレーニングをいくつか紹介していきたいと思います。
トレーニングの注意点
これまで説明してきたことを頭で理解するのではなく、あなたの体感として理解することによって、はじめてコーチングの方法論や実践は意味をもちます。ですからこれから紹介するトレーニングはやることに意味があります。またそれぞれの演習には1週間の時間をかけることが望ましいです。
全てのトレーニングに挑戦するのに数か月もの時間が必要となるため「めんどくさい」と思うかもしれませんが、やる価値のあるトレーニングばかりですので、ぜひ挑戦してみてください!
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