安倍晋三の死をきっかけに、日本の政治とカルト宗教団体との密接な関係が次々に暴露されました。与党自民党の議員とカルト宗教が親密なお付き合いをしていたことが周知の事実になった時、「今後は、付き合いを断ちます」と宣言する国会議員は誰一人としていませんでした。
しかも旧統一教会の影響力は、自民党総裁選挙にまで及んでいました。与党の総裁が、日本の総理大臣になるのが日本の方式。そこに着目した旧統一教会は、自民党総裁選挙のある一定期間、信者を「自民党員」にさせて、自民党総裁選挙の時に安倍晋三を応援するように仕向けていた……というから、さぁ、大変!!!
なぜ日本にカルト宗教が蔓延るのでしょうか?
宗教が違えば人間が違う
世界の人々は、この世がどんなに苦しくても、来世では良いところにゆくために頑張ります。たとえばインド人はこの世の本質は苦であると考えました。またユダヤ人は虐殺・追放・迫害の連続でした。だからこそ宗教が誕生したのです。
仏教の伝播を辿ると……仏教がインドから中国に入ると「人生は皆苦」(かいく:思い通りにいかない)から「この世は楽しい」という気持ちが次第に目立つようになります。結果、中国人はインド人やユダヤ人ほど宗教に熱心ではなくなりました。
そして日本人は「この世が最高!!!」だと信じていますから、当然のように日本は無宗教国になりました。日本人であるあなたも、あの世とか来世よりも、現世で幸せになることを願っているのではないでしょうか?
世界は一つになったといわれます。しかし宗教を理解しないと世界の人々と付き合っていくことができないのです。なぜならば宗教が違えば、人間の行動は異なるからです。しかし日本人だけが「宗教が違っても人間はみんな同じ」と思い込んでいるのです。
重要なことなので繰り返します。宗教が違えば、人間の行動は異なるのです。だから同じ日本人であっても、宗教が異なれば、「同じ日本人だから話せばわかるはず」という論理は全く通用しないのです。
無宗教国家日本
仏教、キリスト教、イスラム教などの宗教が日本人に根付いていれば、それらの宗教が防波堤になるため、カルト宗教が入り込む余地はほとんどありません。しかし日本は無宗教国家です。
日本は無宗教国家だから、カルト教団は簡単に人を殺して(オウム真理教)、借金地獄に追い込んでまで金を奪う(旧統一教会)のです。
恐ろしいことに日本が無宗教国家であることの影響は政治だけではありません。
日本が無宗教国家だから学校は崩壊します。また日本が無宗教国家だからこそ、経済破綻したぐらいで大人は闇雲に自ら命を絶ってしまうのです。
そして実は……資本主義も民主主義も近代法も、深くキリスト教に根ざしています。しかし日本人はキリスト教を理解していません。
だから日本の経済は「資本主義」とは名ばかりの【統制経済】になり、三権(司法・立法・行政)は役人に簒奪(さんだつ)され、近代法は機能せず、経済も政治も破局に向けて今日も驀進中……なのですが、その根本原因に日本人は気づいてすらいないのです。
重要なことなので繰り返します。ほとんどの日本人は、経済・政治が停滞している根本的な原因が、日本人の「宗教無知」にあることを自覚していません。だから日本の経済が成長した理由も、逆に停滞から抜け出せない理由もわからないのです。
これからあなたに説明することは、宗教に馴染みのない人にとっては、摩訶不思議なことの連続かもしれません。しかし宗教を理解することができれば、「怪しい宗教」を見分けることもできるだけでなく、宗教があなたをどのように救えるのか?ということについても自力で考えることができるようになるはずです。
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