【はじめに】
パリオリンピック真っ最中の2024年8月5日、日経平均株価が大暴落。SNSでは阿鼻叫喚のつぶやきが溢れるなか、青汁王子こと三崎優太は20億円の損失を出し、「お金なくなったら何の取り柄もなくなった」とつぶやいたことがX(旧Twitter)で大注目!
生まれたばかりの子どもであれば、「わたしはお金がありません。だからわたしには生きる価値はありません。」なんて言わないでしょう。しかし大人になったわたしたちは、銀行残高の数字に一喜一憂するのです。
なぜわたしたちは、「お金」に縛られる生活から抜け出せないのでしょうか?
銃撃されて命を落とした安倍晋三は、「世界で一番企業が活躍しやすい国」にすると宣言しましたが、その裏側には・・・超国家的なお金持ちが、自分たちにとって都合のいい世界をつくるために、世界をつくり変えたい!という願望が見え隠れしています。
たとえばワクチンパスポートをはじめとする個人情報に、国家や企業が管理ためにアクセスできる仕組みが、どんどん各国で採用されるようになっています。新型コロナウイルス感染症の流行や、気候変動などで恐怖をあおって国民生活を根底から変えようとしています。
もちろんこの流れは、日本だけでなく、アメリカでもヨーロッパでも中国でも同じです。コロナ以後の世界は、常識が常識ではなくなり、これまで非常識だったことが常識としてまかりとおるようなデタラメな世界になりつつあります。
自民党議員による裏金事件、神宮外苑開発のための東京オリンピック、夢洲カジノ開発のための大阪万博・・・
なぜそんな非常識がまかりとおるのか?といえば、お金のためです。ごく一部の人間だけに利益がいくような仕組みがつくられ、国がそれを推奨するのです。国というのは、本来、国民を守るものですが、これからの国は、国民を騙すことを躊躇しないでしょう。
だからわたしたちは、対抗手段をもたなければならないのです。対抗手段をもたなければ、わたしたちの行動や思考は、お金に支配されるようになります。「お金がないと何もできない」と思い込まされて、お金を失うことにとてつもない恐怖を感じ、お金のためになんだってやるようになるのです。
お金のためになんだってやるような人間、つまり『お金の奴隷』ほど、お金持ちにとっては扱いやすい人間はいないのです。だから『お金の奴隷』は、お金のために行動し、豊かな生活からどんどん離れていくのです。どうすればよいのでしょうか?
そう。豊かな生活を手に入れるための対抗手段がコーチングであり、現状の外に設定する『ゴール』なのです。では現状の外に設定する「ゴール」が、なぜ、わたしたちの対抗手段になり得るのでしょうか?
その問いに答えるためには、「2つの自由」について説明するのが近道になるでしょう。
2つの自由
自由には・・・
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