「明治の宅配サービス」の訪問販売員からセールスを受けた時のエピソードです。
当時のわたしは大腸の病気の入院明けで、『乳酸菌』のキーワードに弱いタイミングでした。そのため前のめりで明治の宅配サービス限定商品に興味がもったのですが、成約一歩手前で「家族はどう思うか?」ということが気になりはじめました。
そのことを販売員に伝えると、販売員はひるむことなく「待ってました!」といわんばかりに「今買うべき理由」を強烈に押し出してくるのでした。
そう。訪問販売員は「旦那に相談したい」、「妻に相談したい」というような販売行動を妨げる意見に対する反論をちゃんと用意していたのです。
もし訪問販売員が「今買うべき理由」を強烈にプッシュしてこなかったら、わたしはそれ以上のセールスを望まなかったでしょう。
あなたには…あなたの行動を後押ししてくれる「理由」があるでしょうか?
行動するまでの時間
@コスメ創業者の吉松徹郎さんは、成功の秘訣が「大量行動」であることを教えてくれました。(わたしが直接聞いた)
残念ながらほとんどのアイディアは捨てられ忘れられていきます。だからこそ吉松徹郎さんの言葉を借りれば、大量のアイディアを試してみることで「失敗する理由」を一つずつ潰していくことこそが、成功に至る道なのだ…ということなのでしょう。
つまりあらゆる行動は「テスト」なのであり、テストはやってみなければテストにならないのです。テストは望む結果を得るために行うものです。
1年間に50回失敗して改善を繰り返している人と、1年間に数回しか失敗せずに行動を改善できない人では、どちらが望む結果にたどり着くのが早いでしょうか?
人生は短いのです。悩んでいる暇があるならやってみたらいいのです。やってみたらすぐに結果がでます。結果がでたら「どうしたらもっといい結果がでるだろう?」と考えることができますし、次につながります。
しかしほとんどの人は「大量行動」せずに、アイディアを思いついても、多くの人は『他人に意見を聞く』にとどまるのです。友人に聞き、家族に聞き、結局のところ「やらない」ことが多いのです。
フィードバックをもらう
わたしもセールスで数々の失敗をしてきました。自分ではいいと思っている商品が売れないことがあったし、売れないだろうと思った商品が予想以上に売れたこともありました。
そこでわたしは何回もセールスを繰り返し、購入したお客さんに「なぜ買ったのか?」質問し、購入しなかった見込み客には「なぜ買わなかったのか?」と質問して、改善を繰り返してきました。
セールスだけでなく、人間関係全般においてもテストは有効です。あなたが他者を信頼して裏切られることもあるでしょうし、他者貢献してネガティブなフィードバックをもらうこともあるでしょう。
しかしネガティブなフィードバックを恐れてはいけません。なぜならば子どもが大人になるとは、他者たちと交流する中で「試行錯誤」を繰り返し、「みんなはこういうことを『承認』するんだ」ということを学んで経験値を高め、「自分は大丈夫」という『尊厳』を得ていくことだからです。
日本は他者との交流を必要とせずに、尊厳のようなもの(プライド)を確立できるいびつな社会です。だからもしかしたらあなたも他者との交流において「試行錯誤」する経験を免除されてきたかもしれません。
しかし他人からの評価に裏打ちされていない尊厳のようなもの(プライド)は、他者からの評価にさらされた瞬間に崩壊します。
ですからもしあなたが「長期的」に「安定して」成長し続けたいのであれば、アイディアを他人にぶつけることを恐れてはいけません。あなたが抱えられるリスク量の範囲の挑戦であれば、積極的にいろいろなことに挑戦してみることをおススメします。
【完】
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