アドラー心理学入門講座はいかがだったでしょうか?講座の最後に、『入門講座』の意味をお伝えして締めたいと思います。
入門講座
アドラー心理学入門講座の『入門講座』に込めた意味について、最後にお伝えしておきたいと思います。本講座では繰り返し、人類学的二項図式を反復してきました。
- 贈与 VS 交換
- 詩(うた) VS 散文
- 身体性 VS 概念性
- ギリシャ的 VS エジプト的(ソクラテス)
- 主意主義 VS 主知主義(フリードリヒ・シュライアマハー)
- 自立 VS 依存・没主体(マックス・ウェーバー)
- 想像界 VS 象徴界(ジャック・ラカン)
- 心ある道 VS 心なき道(見田宗介)
- 内発性 VS 自発性(宮台真司)
【出典:正義から享楽へ】
たとえば「アドラー思想の全体像」であなたにお伝えしたのは、アドラー心理学は「不安スパイラル」ではなく「勇気スパイラル」を回すことである……ということでした。
「不安スパイラル」においては、交換・散文・概念性・エジプト的・主知主義・依存・没主体・象徴界・心なき道・自発性を重視します。
一方の「勇気スパイラル」においては、贈与・詩(うた)・身体性・ギリシャ的・主意主義・自立・想像界・心ある道・内発性を重視します。
残念ながら本講座『アドラー入門講座』は、散文の領域にあります。つまり不安スパイラルの領域にあるのです。
要するに散文でお伝えできるアドラー心理学はあくまでも「入門講座」なのであって、入門講座からその先は「勇気スパイラル」の領域にあるということをお伝えしたかったのです。
実践講座
『嫌われる勇気』および『幸せになる勇気』に登場する青年は、物語の終盤に哲人から重要なメッセージを伝えられます。

アドラーを知り、アドラーに同意し、アドラーを受け入れるだけでは、人生は変わりません。しばしば人は、「最初の一歩」が大切だと言います。そこさえ乗り越えれば大丈夫だと。もちろん最大のターニングポイントは、「最初の一歩」でしょう。しかし、実際の人生は、なんでもない日々という試練は、「最初の一歩」を踏み出したあとからはじまります。ほんとうに試されるのは、歩み続けることの勇気なのです。ちょうど、哲学がそうであるように。
受験生の多くは志望校に合格したらバラ色の人生がやってくるかのように錯覚します。しかし志望校に合格してからが勝負なのです。就職、結婚、出産、転職、転居……いろいろなことがありますが、重要なことは「歩み続ける」ことなのです。
「歩み続ける」ことの厳しさは、歩み続けている人にしかわかりません。ラーメン屋を開業するよりも、朝早く起きて美味しいラーメンを作り続けることのほうがよっぽど大変なことなのです。勇気スパイラルを回すこと、共同体感覚の追求には終わりがないのです。
本講座『アドラー入門講座』は、わたしが「共同体感覚」を追求するなかで生まれた副産物ですが、まだまだ続きがあります。なぜならばわたしの学びも、まだまだ続くからです。
わたしが一生学び続けること、いわゆる生涯学習を強く意識したきっかけは、人生がメチャクチャになった(と感じて絶望した)経験があるからです。メチャクチャな人生を立て直すためにも、いろいろなことを学び始めました。アドラー心理学はわたしが学んだことのなかでも有益なもののひとつで、『アドラー入門講座』はその副産物です。
わたしは現在進行形でいろんなことを学んでいます。宗教・経済・政治・歴史・教育・コーチングなど、いろいろなことを学んでおり、息抜きで小説を読んだり、映画を鑑賞するのも大好きです。
わたしの目的は「RICH(リッチ)に生きること」です。リッチとは「お金持ち」という意味ではなく、「豊か」という意味です。もしあなたが「豊かさ」を追求したいのであれば、是非、今後ともお付き合いください!きっとお役に立てるはずです!
それではまたメルマガでお会いしましょう!