アファメーションのつくり方 ~ STEP4 アファメーションを文章にする

前回の講義を通して、あなたはアファメーションの素材を10個手に入れることに成功しました。次に、その10個の条件を、以下9個のルールを守った文章にしてみましょう。

アファメーション文のルール

アファメーションを文章にするにあたって、守るべきルールが9個あるので列挙します。

アファメーション文の9つのルール
  • 「一人称」にする(個人的な内容)
  • 「否定形」は使わない(肯定的な表現のみ)
  • 「現在進行形」にする(現在にフォーカスする)
  • 「~になりたい」、「~になれる」はNG
  • 他と比較しない
  • 動的な言葉を入れる
  • 情動の言葉を入れる
  • なるべく具体的に書く(リアルさを追求する)
  • バランスをとる

なぜ上記9つのルールを守るべきなのか解説しておきます。

1.なぜ一人称なのか?

アファメーションはあなたの自我を変えるために作成するものです。他の誰でもない「あなた」が守るべき基準についての内容であるため、「わたしは」から始まる一人称で記述します。

2.なぜ否定形は使わないのか?

コンフォートゾーンをズラすためには、ホメオスタシスの働きを利用する必要がありますが、ホメオスタシスは無意識の働きです。そして実は……無意識は「否定形」を識別することができないのです。

例えば「包丁を持ってレモンを真っ二つに切ってください。その片方をまるごと口に入れ……ないでください」といわれても、口から唾液がでてしまうはずです。

そう。無意識は「否定形」を識別できないのです。だから「失敗しない」とか「自堕落しない」というような記述がアファメーションにあると、「失敗」や「自堕落」といった負のイメージが無意識に刷り込まれてしまうのです。だから否定形を使ってはならないのです。

3.なぜ現在進行形なのか?

「いつかやればいいこと」を記述することに意味はありません。なぜならば「いつかやればいい」なら、今の自分を変える必要はないからです。

今の自分を変えるためのセルフコーチングなのですから、「今やるべきこと」のみアファメーションで記述するべきなのです。

4.なぜ「~になりたい」はNGなのか?

「~なりたい」と唱えれば唱えるほど、「~なりたい」という自分を肯定することになります。例えば「痩せたい」という文章をアファメーションに入れてしまうと、「痩せたいと願っている自分」を肯定することになってしまい、痩せることができません。

ですから「~なりたい」というような、まるで願望を抱えている状態を肯定するようなニュアンスの文章を、アファメーションのなかに入れないように注意してください!

5.なぜ他と比較してはいけないのか?

他と比較できる時点でそれは偽物のゴールを前提にしたアファメーションである可能性が高いです。なぜならば他と比較できるという時点で、過去の記憶をベースにして現在を判断していることになるからです。

6.なぜ動的な言葉を入れるのか?

現実は「イマジネーション × 臨場感」でした。動的な言葉を入れたほうがイマジネーションを高めやすいので、積極的に利用しましょう。

7.なぜ情動の言葉を入れるのか?

現実は「イマジネーション × 臨場感」でした。情動(感情)の言葉が入った文章のほうが臨場感を感じやすいので、積極的に利用しましょう。

8.なぜ具体的であるべきなのか?

具体的でない文章では、「今何をすべきか?」ということがわかりませんので、なるべく具体的な文章を心がけましょう。

9.なぜバランスをとるべきなのか?

日本人は「人生のゴール≒仕事」というように考える傾向が強いですが、人生のゴールは仕事だけではありません。例えばドラマ『24』の主人公ジャック・バウアーは、テロリストと戦いながら家族からかかってきた電話にもちゃんと対応しています。

仕事で大成功すれば家族や健康やお金を蔑ろ(ないがしろ)にしていいという人はいないはずです。伝説の投資家ウォーレン・バフェットは、「年を取ってあなたのことを気にかけてくれる人がいないなら、仕事でも成功したとはいえない」というような名言を残しています。

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