別の役割を考える

今回紹介するトレーニングは、自我の変化を体験するための準備体操という位置づけです。実際にやるのは面倒かもしれませんが、ぜひ、時間をとって挑戦してみてください!

トレーニング内容の説明

トレーニングでやること自体は簡単です。あなたの目の前にあるものを、本来の機能とは別の用途で使ってください。

演習内容

あなたの目の前にあるものを本来の機能とは別の用途で使ってください。

あなたの目の前に見えるものは、書籍であれ、ペンであれ、机であれ、ポストイットであれ、それぞれなにかしらの「機能」をもっています。機能があるからこそ、あなたはそれをモノとして認識しているのでしょうし、商品として販売されているのであれば必ずなにかしらの機能をもっているはずです。

今回のトレーニングでは、そのモノに本来期待されている機能を一旦横に置いておいて、別の用途で使えないか?ということを考えてみるのです。例えば「本」。本は情報収集のためのツールですが、本はインテリアにもなります。事実、積読という言葉もありますよね。

また必要ない本を焚火に入れれば「燃料」にもなりますし、ちょっと手が届かないところに置けば「脚立」の役割にもなります。このように目の前にあるモノの本来とは異なる役割について考えてみてください。

挑戦する意義

なぜこのようなトレーニングをするのか?それはわたしたちはさまざまなモノを「過去に与えられた機能」として見ていることにあまりにも慣れすぎているからです。

実はあなたの自我を変えるということは、「あなたが社会に果たす機能」を変えることを意味しているのですが、あなたの自我を変える前に、目の前にあるモノで練習しておきたいのです。

過去の事例

友人の結婚式

友人の結婚式に参加したときのことです。友人はスリーエムジャパンという会社に勤めていました。会社名だけではピンとこない人も多いかもしれませんが、スリーエムジャパンは、事務用品の付箋紙であるポスト・イットのメーカーとして有名です。

そこでわたしは結婚式の受付前に飾る『ポストイットアート』をプレゼントしたことがあります。ご存知ない方もいるかもしれませんが、ポストイットにはさまざまな色やサイズがあるのです。

そこでわたしはポストイットを『絵の具』の代わりにして、絵を描くことを思いついたのです。わたしはそのポストイットアートをつくるために一晩徹夜することになったのですが、関係者がとても喜んでくれたので挑戦した価値がありました。

パンクしたタイヤ

ある日のことです。自転車を運転している最中に釘を強く踏んでしまい、タイヤがパンクしたことがありました。タイヤに釘が刺さったままだと、その釘がタイヤだけでなくホイールまで傷づける可能性があったので、どうしても釘をぬきたかったのですが、困ったことに手元にペンチがありません。

手で釘を抜こうとしたのですが、釘がタイヤに思いっきり刺さっていたので釘はびくともしません。そこでわたしは自分の「歯」をペンチにすることを考えつきました。上下の前歯を釘とタイヤの隙間に入れ、グイッとひっぱることで事なきを得ました。

次は、あなたがクリエイティブさを発揮する番です。面白いエピソードや武勇伝をつくれたら、是非ともわたしにも共有してください!!!

参考記事

「クリエイティブさを発揮するなんてわたしには無理……」と思ってしまった方は、「旅する段ボール」という映画を参考にしてください。

旅する段ボール ~ 可能性に開かれる体験

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