アファメーションをつくるやり方はいくつかあるのですが、今回紹介するのはもっとも簡単な方法です。まず最初のステップは「ゴール設定」です。
ゴールとアファメーション
もうすでにあなたは「ゴールの条件」を理解しているはずです。そしてあなたの設定したゴールは、「ゴールの条件」を満たしているはずなのですが、あらためてゴールについて考える必要があります。
なぜならばゴールとアファメーションには双方向性があるからです。ゴールがなければアファメーションもありません。逆にアファメーションがなければゴールもないのです。ですからゴール設定を間違えるとアファメーションも間違えてしまいます。
間違ったゴールを設定すると、あなたは現状を突破するどころかますます現状に縛られるという悲惨な状況に陥るリスクがあります。ですからアファメーションについて検討する最初の段階で、あなたが設定したゴールが「本当にゴールなのか?」ということを、あらためて確認する必要があるのです。
STEP1 ゴールにワクワクするか?
まずはあなたが設定した仮のゴールを言葉にしてください。(言葉にできない場合は、なんとなく感じてみてください。)
例)好きなことでお金を稼いで、好きな服を買うのに値札を見なくてよい生活をしている。
あなたが設定したゴールを言葉にしたとき、あなた自身がワクワクするか?ということを確認してください。ワクワクしなければそれはゴールとしては不適当です。なぜならばワクワクしないことにはプライミングが働かないからです。プライミングとはなんでしょうか?
プライミングとは?
プライミングの例として例えば「異性を口説く」があります。わたしが大学生や社会人になりたての頃、それはもう本当に熱心に女性を口説いていました。今から振り返ると、なぜそれほどまでに頑張って女性を口説いていたのかわからないくらい女性を熱心に口説いていました。
女性を口説くにはとてつもないエネルギーが必要です。まず身だしなみに気をつけなくてはいけません。デートするためにお金が必要ですし、お金を稼ぐためにアルバイトする必要があります。
ようやくデートにこぎつけても、肝心のデートがつまらなくては相手の女性を失望させてしまいます。相手の女性を喜ばせるために、美味しい料理を出してくれる雰囲気のいいお店を探さなくてはいけないし、女性の好き嫌いも事前に把握しなくてはいけません。
わたしはイケメンではなかったので、相手の女性を楽しませるために会話の技術を磨かなければいけません。だから面白いネタを常日頃から探していました。
以上、「意中の女性と交際をスタートさせる」という目的を達成するためには、ものすごいエネルギーが必要になるわけですが、それをメンドクサイとは1ミリも思いませんでした。なぜでしょうか?
端的にいえば、意中の女性を口説くためのあらゆる努力が「気持ちいいから」です。そう。周囲からすれば「努力」に見える行為は、本人にとっては努力ではないのです。
ここでのポイントは最終的にエッチなことをするから気持ちいいのではなく、それまでの過程で脳にドーパミンが流れて「先に」気持ちよくなるのです。だからプライミング(先行)というのです。
プライミングの種類
生物の脳は、種の保存にとってよいことをすると、報酬としてドーパミンが流れるようにできています。そして人間の脳は、プライミングのメカニズム、つまり報酬系ドーパミンの経路が高度に発達しています。
だから単に種の保存や生存の維持に関わるような本能的な欲求だけではなく、もっと抽象的なものに対してもプライミングを働かせることができます。例えば「お金」とか、「権力」がそうです。
生活するのに必要なだけのお金を手に入れるだけでは飽き足らず、「もっともっとお金がほしい」という人たちがいます。すでに大きな組織の中で権力を握っているはずなのに、「もっともっと権力がほしい」という人たちがいます。
同様に、「世界から貧困をなくしたい」とか、「子孫が地球温暖化に悩まされない世界を実現したい」というような時空を超えた世界にドーパミンを流すことのできる人もいるのです。あなたが設定したゴールは、あなたの脳にドーパミンを流すでしょうか?
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