コーチングを学んでいない人は過去を基準にして生きることに慣れています。過去を基準にして生きるとは、過去をA、現在をB、未来をCとすると、AだからBだからC(以下、A⇒B⇒C)と思考するような生き方のことです。
今回紹介するトレーニングでは、過去を基準にして生きる癖を修正することを目的にしています。早速、やってみてください。
因果関係を逆にする
トレーニングでやることは簡単です。あらゆることの因果関係を逆にしてみてください。
あらゆることの因果関係を逆にしてみる。
例えばあなたがサラリーマンだったとして、あなたの上司が「今の会社の繁栄があるのは、自分たちのおかげ」というような思考をしていたら「今の会社が繁栄しているから、過去の自分たちを理想的なものに見えているのでは?」というように考えてみるのです。
またあなたの友人が「配偶者と価値観が合わなくて離婚したいんだよね」というようにボヤいていたら、「離婚したいから、価値観の相違を感じているのでは?」というように考えてみるのです。
さらに政治界隈の「将来の日本は少子高齢化が進むので増税が必要です」というような主張を聞いたら、「増税したいから、政治家と官僚たちは少子化を招いた過去の政策の失敗を都合よく利用しているのでは?」というように考えてみるのです。
挑戦する意義
あなたもあなたの周囲の人間も権力者も、自分の都合の悪いことは隠したがるものです。そしてわたしたちは無意識にそれを隠す能力をもっています。過去に都合の悪いことがあれば未来を基準に思考し、未来に都合の悪いことがあれば過去を基準に思考するのです。
例えばあなたが新しいことに挑戦するとき、あなたの周囲の人たちが「あなたのためを思って」いろいろと反対するのは、挑戦が成功しても失敗してもあなたが変わることによって自分たちのコンフォートゾーンが壊されることを恐れているからです。
だから過去を基準にして「あなたのことはよーく知っている。だからあなたが思い描いているような未来を期待するのはちょっとどうかと思う・・・」だなんて「あなたのためを思って」いろいろとアドバイスしてくるのです。
思考の基準を他人に決めさせてはいけません。あなたが思考の基準を設定することによって、周囲の人たちや権力者だけではなく、内なるあなた(無意識)からも自由になってください。
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